【6月27日 AFP】2017年の第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)で、男子400メートルの銅メダルを獲得したカタールのアブダル・ハルーン(Abdalelah Haroun)が、26日に交通事故で命を落としたと同国陸上競技連盟(QAF)が発表した。

 QAFのモハメド・イッサ・アルファダラ(Mohammed Issa al-Fadala)事務局長は、「ハルーンはドーハで自動車事故に遭い、命を落とした」と話し、「東京五輪の予選会(に向けた準備)の過程で負傷し、復帰後のリハビリに取り組んでいたところだった」と明かした。

「カタールのスポーツ界と陸上界は、世界レベルの偉大な英雄を失った」

 ハルーンは2016年の世界室内陸上選手権(World Athletics Indoor Championships Portland 2016)で400メートルの銀メダル、2018年の第18回アジア競技大会(18th Asian GamesAsiad)では金メダルを獲得していた。(c)AFP