【6月26日 AFP】男子テニス、マヨルカ選手権(Mallorca Championships 2021)は25日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードでワイルドカード(主催者推薦)のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は3-6、6-3、6-2で第4シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)を下し、グラス(芝)コートで自身初の決勝進出を果たした。

 第1セットを先取され劣勢を強いられたメドベージェフだったが、強力なサーブを武器に危機を脱し、最終的にはエース10本、ファーストサービスでのポイント獲得率81パーセントを記録。第2セット以降はカレーニョ・ブスタに一度もブレークポイントを握らせなかった。

 これまでの計10個のタイトルは全てハードコートで獲得してきたメドベージェフは、決勝で米国のサム・クエリー(Sam Querrey)と対戦する。クエリーは同日、アドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を6-4、6-3で退けた。(c)AFP