【6月25日 AFP】20-21NBAは24日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝が行われ、ポール・ジョージ(Paul George)が27得点、15リバウンドの活躍を見せたロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)が106-92でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)を圧倒し、シリーズ初勝利を挙げた。

 クリッパーズはレジー・ジャクソン(Reggie Jackson)が23得点、クロアチア出身のセンター、イビチャ・ズバッチ(Ivica Zubac)が15得点、16リバウンドでチームの勝利に貢献し、26日にホームで迎える第4戦を前にシリーズ戦績を1勝2敗に戻した。

 7回戦制で最初の3試合を落としたチームがシリーズ勝ち抜いたことはNBA史上一度もないため、この日は何としても勝たなければならなかったクリッパーズだが、今プレーオフでは3シリーズ連続で最初の2試合を落とした後の第3戦をものにしている。

 右膝を痛めたカワイ・レナード(Kawhi Leonard)を欠く中で、ジョージは約43分間出場する奮闘をみせてクリッパーズを鼓舞した。

 一方、サンズはバハマ出身のビッグマン、ディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)がチームハイの18得点を記録。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の安全プロトコルにより11日間戦列を離れていたクリス・ポール(Chris Paul)は、この日の復帰戦で15得点、12リバウンドをマークした。(c)AFP