【6月25日 AFP】米南部フロリダ州で24日、12階建ての集合住宅の一部が崩落した事故で、地元警察は、当時建物内にいた可能性のある人々のうち、安否を確認できていない人は99人に上ることを明らかにした。

 地元マイアミデード(Miami-Dade)警察は記者会見で、53人の安否が確認されたが、99人と連絡が取れない状況にあると発表。ただ、連絡が取れないのは事故とは関係ない「別の理由である可能性もある」とした。

 集合住宅は同日未明に一部が大きく崩壊し、室内が見える状態になった。当時建物内で就寝中だった人の数ははっきりしていない。これまでに少なくとも1人の死亡が確認されたが、現場では不明者の捜索活動が続いており、死者は大幅に増える可能性がある。

 映像は倒壊現場や不明者を探す人々。24日撮影。上空からの映像とインタビューは米CBSテレビより提供。(c)AFP