【6月25日 Xinhua News】動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などを手掛ける中国の北京字節跳動科技(バイトダンス、Bytedance)の内部資料によると、2020年の売上高は前年比2・1倍の2366億元(1元=約17円)、営業損益は147億元の赤字だった。

 同社の梁汝波(Liang Rubo)最高経営責任者(CEO)は「会社が大きくなり、新たな段階に入った。社内外に対しより透明で開放的でありたい。業務の進展を開示し、売上高や利益を含む業務データと財務状況を全社員に公表する」と述べた。

 発表によると、20年末時点で、同社傘下製品の月間アクティブユーザー数(MAU)は世界で19億人に達し、150以上の国・地域をカバー、35以上の言語をサポートしている。アジアやアフリカ、欧州など30カ国以上に事務所を設け、世界の正社員数は11万人となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News