【6月24日 AFP】男子ゴルフのマーティン・ケイマー(Martin Kaymer、ドイツ)が23日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による「複雑な状況」のため、東京五輪出場を見送ると発表した。

 1年延期されて来月開幕する東京五輪は、新型コロナウイルスの感染対策として海外からのファンの受け入れが見送られ、選手の行動は制限される。さらに多くの会場で観客数の上限が最大1万人に制限されるなど、過去に例のない大会になる。

 24日にドイツ・ミュンヘン(Munich)で開幕するBMWインターナショナル・オープン(BMW International Open 2021)に出場するケイマーは、「全てのことが非常に難しい状況だ。チームスピリットなどない。今回は真の意味で普通のトーナメントのようになる」と話した。

 2014年の第114回全米オープン選手権(2014 US Open Championship)王者の36歳は、東京五輪欠場は「苦渋の決断」だったとし、2024年のパリ大会出場に希望を抱いていると話した。

「(2016年のリオデジャネイロ五輪を)経験したが、あのときのようにはならないだろう。今回は五輪を開催する意義がなくなってしまった。あるのは金だけだ」

「五輪は必ず開催されなければならないとは思わない。それはただ推し進められているだけだ。規制があまりにも多すぎる」

 この日ケイマーは、9月に米ウィスコンシン州のホイッスリング・ストレイツGC(Whistling Straits Golf Course)で開催される米国選抜との対抗戦、第43回ライダーカップ(The 43rd Ryder Cup)で欧州選抜の主将パドレイグ・ハリントン(Padraig Harrington、アイルランド)から、グレーム・マクダウエル(Graeme McDowell、北アイルランド)とともに副主将に指名された。(c)AFP