【6月23日 AFP】スペインで23日、カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立を問う2017年の住民投票を主導したとして長期刑に服していた独立派9人が出所した。スペイン政府が前日、9人に恩赦を与えていた。

 9人は禁錮9~13年の判決を受け、すでに3年以上収監されていた。

 17年の住民投票は警察との衝突を招き、その後カタルーニャ自治州が一時的に独立を宣言。ここ数十年で最悪の政治危機に発展した。

 9人は残る刑期を免除されるが、公職に就くことは禁止される。また、今回の恩赦は、今後3~6年間「重大な罪」を犯さないことが条件となっている。(c)AFP/Rosa SULLEIRO