【6月25日 Xinhua News】中国の上海・深圳両市場に上場する宅配大手4社がこのほど、5月の業績速報を発表した。取扱件数は、最大手の順豊控股(SFホールディング)をはじめ各社とも前年同月を上回った。一方、配送1件当たりの単価は各社そろって引き下げた。

 各社の宅配・物流サービスの売上高は、順豊控股が前年同月比18・2%増の135億3400万元(1元=約17円)、円通速逓(YTOエクスプレス)が24・0%増の29億9400万元、申通快逓(STOエクスプレス)が6・4%増の19億1900万元、韵達控股(ユンダーホールディング)が22・8%増の32億4900万元だった。

 取扱件数は、順豊控股が36・5%増の8億6800万件、円通速逓が27・1%増の14億6900万件、申通快逓が8・9%増の9億2800万件、韵達控股が24・1%増の16億1200万件。

 一方、配送1件当たりの単価は、順豊控股が13・4%減の15・59元、円通速逓が2・5%減の2・04元、申通快逓が2・4%減の2・07元、韵達控股が1・0%減の2・02元となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News