【6月23日 CGTN Japanese】中国南部の広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)政府が22日の記者会見で、新型コロナウイルスによる感染症の再燃を封じ込め、渡航による感染のリスクを最小限に抑える取り組みとして、空港スタッフと入国者に対する管理を強化しているとしました。

 それによりますと、感染症が広まり始めた昨年2月以来、合わせて3156便の国際便が広州の空港に到着しました。今年6月20日までに、広州市に入った入国者の人数は累計して60万6962人に上り、このうち877人の感染が確認されました。

 広州市は海外からウイルスが持ち込まれるリスクを減らすため、入国者や国際貨物便サービスとその保障にあたるスタッフを対象に、リスクの程度により高、中、低といった3つのランクに分けて管理をしています。

 また、国際線に対しての専用の通路も設けており、国際便の乗組員全員に指定されたホテルでの滞在を求め、集中的な管理を行うなどの対策をとっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News