【6月23日 AFP】20-21NBAは22日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝が行われ、第2シードのフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)がディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)の決勝アリウープで第4シードのロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)に104-103で競り勝ち、シリーズ連勝を飾った。

 サンズでは、デビン・ブッカー(Devin Booker)が相手のパトリック・ビバリー(Patrick Beverley)と頭同士で激しくぶつかり、流血するけがをしながらも試合に復帰して20点をマーク。チームも終了間際の最後の攻撃を完璧に成功させてエイトンが決勝ダンクを決め、第4クオーターの一進一退の展開を制してプレーオフ9連勝とシリーズ2連勝を飾った。

 自身キャリア最多となる29得点を挙げたサンズのキャメロン・ペイン(Cameron Payne)は、「強烈な一撃が次々に飛び交う、モハメド・アリ(Muhammad Ali)のファイトのような試合だった」とコメントした。

 24得点14リバウンドを記録したエイトンも「ジェイ(・クロウダー<Jae Crowder>)から最高のパスが来た。得点が決まって良かったよ。力強く試合を終えたい一心だった」と話した。

 ブッカーは顔を2針縫い、鼻骨骨折が疑われるけがをしながらもコートへ戻り、これまで同様の素晴らしいオフェンスでチームを力強く勝利へ導いた。エイトンは「相手は強烈なプレッシャーをかけてきた。彼(ブッカー)の鼻が折れてないことを祈るよ」と話している。(c)AFP