【6月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は387万5359人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7869万7640人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 21日には世界全体で新たに6696人の死亡と29万6514人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1167人。次いでブラジル(761人)、コロンビア(648人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万2092人が死亡、3355万4339人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は50万2586人、感染者数は1796万6831人。以降はインド(死者38万9302人、感染者2997万7861人)、メキシコ(死者23万1244人、感染者247万8551人)、ペルー(死者19万645人、感染者203万611人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの578人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が124万1518人(感染3617万1636人)、欧州が115万9251人(感染5398万2879人)、米国・カナダが62万8172人(感染3496万3608人)、アジアが55万9241人(感染3921万5742人)、中東が14万8120人(感染908万2067人)、アフリカが13万7941人(感染522万9852人)、オセアニアが1116人(感染5万1856人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP