【6月23日 Xinhua News】中国ジャイアントパンダ国家公園都江堰(とこうえん)管理保護ステーションが管轄する竜池エリアの人工池付近でこのほど、野生のジャイアントパンダが動き回る姿を複数回撮影することに成功した。

 竜池管理保護ステーションの職員が野外から回収した赤外線カメラのデータを整理していた際、竜池小草坡エリアの標高2600メートル地点に設置した赤外線カメラ2台が先月9日、水を飲んだり、遊んだりする野生パンダの姿を複数回捉えていたことを発見した。

 映像には、成獣のパンダ1頭が人工池の付近を約1時間、動き回る様子が映っていた。動作は俊敏で、がっしりした体格であることが分かる。生息地では生態保護の強化に伴い、パンダが頻繁に観測カメラの前に現れるようになっているという。(c)Xinhua News/AFPBB News