【6月23日 AFP】東京五輪に向け来日したウガンダ選手団の1人が、空港到着時に新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたことを受け、残る8人も濃厚接触者と認定され、来月初めまで隔離されることになった。合宿先の自治体関係者が22日、明らかにした。

 9人から成る選手団は19日、日本に到着。ワクチン接種を済ませ、出発前の検査では陰性だったが、成田国際空港(Narita Airport)でのスクリーニング検査でコーチ1人が陽性反応を示した。コーチは隔離され、残る8人は大阪府泉佐野市の合宿先への移動が許可された。

 しかし同市関係者がAFPに明かしたところによると、地元保健当局は聞き取り調査を行った上で、8人を陽性者との濃厚接触者に認定。同市は8人に来月3日までホテルで待機するよう要請した上で、ホテル外での練習を認める可能性について検討している。

 8人はこれまでの検査では陰性で、健康状態も良好。ホテル到着後は外出しておらず、他者との接触もないという。(c)AFP