【6月22日 AFP】男子テニス、世界ランキング12位のデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)は11日、安全の懸念を理由として、東京五輪を欠場するとツイッター(Twitter)で表明した。

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 依然国際的な懸念となっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が理由だとは明言しなかったが、「熟慮の末、今年の五輪には参加しないことをお伝えしたい」と発表し、「カナダを代表することは自分にとってかけがえのないことだが、現在の状況を受け、これが全員の安全にとって最善の決断だとチームと一緒に判断した」と説明した。

 22歳のシャポバロフは、これまで2019年のストックホルム・オープン(Intrum Stockholm Open 2019)でツアー1勝を挙げ、同年のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2019)では準優勝に輝いた。前月行われたジュネーブ・オープン(Gonet Geneva Open 2021)では通算3度目の決勝に進出した。

 四大大会(グランドスラム)では、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)で初めて8強入りを果たした。(c)AFP