【6月22日 Xinhua News】アジアゾウは中国の国家1級重点保護動物で、国内では主に雲南省(Yunnan)の普洱市(Puer、プーアル)やシーサンパンナ・ダイ族自治州などに生息している。

 普洱市思茅(しぼう)区六順鎮は、以前からアジアゾウの群れが活動している地域で、シーサンパンナから普洱市へゾウが北上する際の重要な通り道となっている。

 同自治州にあるシーサンパンナ国家級自然保護区は、アジアゾウの個体群が拡散する以前の主要な生息地だった。保護区以外でも、高い森林率を維持し、自然林が大半を占め、ゾウにとって理想的な生息地となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News