【6月21日 AFP】米国のソン・キム(Sung Kim)北朝鮮担当特別代表は21日、訪問先の韓国で、ジョー・バイデン(Joe Biden)政権には北朝鮮と「いつでもどこでも前提条件なしで」協議する用意があると述べた。

 バイデン政権は先に、外交努力などを通じて北朝鮮に核開発計画を放棄させる「調整された現実的なアプローチ」を採用する方針を示しているが、これまで北朝鮮政府と公式に接触してはいない。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記は先週、米国との「対話にも対決にも」備える必要があると述べていた。

 キム特別代表は、「われわれの働き掛け、いつでもどこでも前提条件なしで会うという提案に、北朝鮮が前向きに応じることを期待している」と語った。

 一方で「米国は、北朝鮮に対する国連安全保障理事会(UN Security Council)決議の履行を続ける」とも話し、北朝鮮による石油の輸入と石炭、繊維製品、水産物などの輸出を制限する安保理決議の完全履行を中国など安保理理事国に求めた。(c)AFP