【6月23日 AFP】今年夏の東京五輪・パラリンピックでは選手団およそ1万1000人の来日が予定されている。

 東京五輪は、33競技339種目が42会場で行われる。

 会場は「ヘリテッジゾーン」と「東京ベイゾーン」の主に二つのゾーンに位置している。

 開・閉会式は国立競技場(Japan National Stadium)で行われる。収容人数は6万8000人、陸上競技と一部のサッカーの試合もここで行われる。

 馬術、柔道、追加競技の空手、卓球、ハンドボール、自転車競技(ロード)、重量挙げ、バドミントンなどはヘリテッジゾーンで行われる。

 競泳、飛び込み、アーティスティックスイミングは東京ベイゾーンの東京アクアティクスセンター(Tokyo Aquatics Centre)で行われる。

 マラソンスイミングとトライアスロンはお台場海浜公園(Odaiba Marine Park)で行われる。

 ビーチバレーボール、バスケットボール、追加競技のスポーツクライミング、自転車競技(BMXレーシング)、テニス、体操競技、アーチェリー、カヌー、ボートも東京ベイゾーンで行われる。

 暑さ対策のため、マラソンは札幌で行われる。

 サッカーは東京のほか茨城・鹿嶋、さいたま、仙台、横浜など各地で行われる。

 セーリングの会場は江の島ヨットハーバー(Enoshima Yacht Harbor)だ。

 東京五輪では野球・ソフトボール、サーフィン、スケートボードも追加競技として実施される。

 日本で夏季五輪が開催されるのは1964年以来2度目。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による1年延期を経て、東京五輪は7月23日から8月8日まで、パラリンピックは8月24日から9月5日まで開催される。(c)AFP