【6月21日 Xinhua News】日本の京都市京セラ美術館でこのほど、第37回中国陝西・日本京都書画合同展と第6回中国・日本学生書法合同展が開幕し、中日の芸術家の名作140点と中日の学生の作品200点が展示された。

 同展は陝西省文化・観光庁と京都府が共催し、京都書画院、陝西国画院、陝西書学院が共同で運営する。中日双方が陝西省(Shaanxi)の書画名家の作品70点と同省の学生の作品100点を選んで出展した。

 京都府の西脇隆俊知事はオープニングセレモニーで、日中両国が30年以上にわたって開催を続けてきた書画展は、双方の文化交流に大きく貢献したと強調。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、両国は互いに協力しながら共に困難を乗り越え、新たな交流の形で多くの活動を実施してきたと述べ、両国の文化・芸術交流が新たな段階へ進むよう心から願うと期待を示した。

 中国陝西・日本京都書画合同展は、1984年より年1回、相互に開催されている。昨年はコロナの影響で中止となったが、今年再開された。(c)Xinhua News/AFPBB News