【6月19日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのメジャー第3戦、第121回全米オープン選手権(2021 US Open Championship)は18日、カリフォルニア州ラホヤ(La Jolla)のトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course、パー71)で2日目が行われ、星野陸也(Rikuya Hoshino)が通算1オーバーの21位タイ、松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算3オーバーの41位タイで予選を通過した。

 2日目を終えて通算5アンダーのトップに並んだのは、リチャード・ブランド(Richard Bland、イングランド)とラッセル・ヘンリー(Russell Henley、米国)というメジャー大会では珍しい2人だった。

 1打差の3位タイには、南アフリカのルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen)と昨年大会で準優勝を果たした22歳のマシュー・ウルフ(Matthew Wolff、米国)が続いている。

 ヘンリーは最終ホールで約60センチのパーパットを外し、この日1アンダー「70」でホールアウト。48歳のブランドは4アンダー「67」をマークし、大会史上最年長での優勝へ向けて怖い存在になっている。2010年の第139回全英オープン(The 139th Open Championship)を制して以降、メジャー大会では5回にわたって2位に終わっているウーストハイゼンは、2日目をイーブンパーで終えた。

 2度のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)制覇を誇るバッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)と世界ランキング3位のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)が通算3アンダーの5位タイ、前回覇者のブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)は二つスコアを伸ばして通算イーブンパーの13位タイにつけている。

 今大会で生涯グランドスラム達成を目指しているフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)も、この日2アンダー「69」で通算2オーバーの30位タイに浮上した。

 日本勢は浅地洋佑(Yosuke Asaji)が通算9オーバー、石川遼(Ryo Ishikawa)が通算11オーバーでカットラインに届かなかった。(c)AFP/Jim SLATER