【6月19日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)武威市民勤県にある青土湖は、トングリ砂漠とバダインジャラン砂漠の流動による接近を防ぐ「水門関」と呼ばれている。1950年代には水資源の行き過ぎた開発や生態環境の悪化により、同湖は完全に干上がってしまった。

 ここ数年、周辺流域の総合治水などを実施した結果、51年もの間渇水に見舞われていた青土湖に青い波が戻るとともに、比較的安定した乾燥帯湿地が形成された。同県水務局によると、現在、同湖の湖面は26・7平方キロ、湿地は106平方キロまで広がり、二つの大砂漠が互いに接近するのを効果的に防いでいるという。(c)Xinhua News/AFPBB News