【6月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は383万5238人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7696万6040人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 16日には世界全体で新たに1万887人の死亡と40万1224人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2997人。次いでインド(2330人)、アルゼンチン(646人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万653人が死亡、3349万8511人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は49万3693人、感染者数は1762万8588人。以降はインド(死者38万1903人、感染者2970万313人)、メキシコ(死者23万624人、感染者246万3390人)、ペルー(死者18万9522人、感染者201万5190人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの575人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(293人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が122万2889人(感染3547万6483人)、欧州が115万4599人(感染5375万3453人)、米国・カナダが62万6644人(感染3490万3306人)、アジアが54万7080人(感染3869万2390人)、中東が14万7033人(感染898万1560人)、アフリカが13万5885人(感染510万7939人)、オセアニアが1108人(感染5万913人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP