【6月17日 Xinhua News】中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)はこのほど、スマホ大手の小米集団(シャオミ、Xiaomi)と自動車製造で協力を進めていると明らかにした。 

 BYDの王伝福(Wang Chuanfu)董事長によると、同社は小米と自動車分野で業務提携をする意向があり、現在も幾つかのプロジェクトで協議を進めているという。中国ブランドは新エネルギー車(NEV)技術で既に合弁ブランドを上回っており、インテリジェント・コネクテッドカー(ICV)などコア技術の進歩が今後も発展することで、中国ブランドの市場シェアは6割まで拡大する可能性がある。NEVの中国市場での浸透率も2030年に7割に達するという。

 同社の株価は15日に2・3%上昇し、232・3元(1元=約17円)で取引を終えた。NEV業界の景況感の改善を受け、同社の株価も5月10日から上昇基調を維持している。直近1カ月余りの上昇幅は60%を超え、足元の株価は4カ月ぶりの高値圏にある。(c)Xinhua News/AFPBB News