【6月17日 AFP】先日のジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)を制した自転車ロードレースのエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)が16日、バチカンでローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)に謁見(えっけん)し、バイクなどを贈呈した。

 フランシスコ教皇から祝福を受けたベルナルは、「これまでの人生でさまざまな経験をしてきたが、最も美しい経験になった」と話した。

 また、キャリアの難しい場面では定期的に祈りをささげていると明かし、「私はカトリックの家族で育ち、私自身もカトリックだ。厳しいステージの前には祈りをささげる」と語った。

 イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)に所属する24歳のベルナルは、ジロ・デ・イタリア優勝直後の今月4日に新型コロナウイルス陽性となっていたが、この前日に回復を発表していた。腰の問題も繰り返しており、来月開幕する東京五輪に出場するかは不透明となっている。(c)AFP