【6月16日 CGTN Japanese】中国国家宇宙局(CNSA)の発表によりますと、中国は2030年頃、火星でのサンプル採取を実現すると計画しています。

 中国初の火星探査機「天問1号(Tianwen-1)」が火星周回・着陸・巡視の三大ミッションを一気にクリアしました。2回目のミッションとして、2030年頃、火星の土壌や岩石のサンプルを持ち帰るのを目指していることがCNSAの発表で分かりました。

 また、向こう10年間、中国は月探査プロジェクト第4段階の研究開発、小惑星や木星の探査にも取り組むということです。月探査機「嫦娥6号」、7号、8号による月探査を展開し、国際協力、特にロシアとともに宇宙で「国際月科学研究ステーション」を建設する計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News