【6月16日 Xinhua News】中国山西省(Shanxi)の石炭大手、晋能控股集団はこのほど、炭鉱の坑内をガス検査員に代わって巡回し、有毒ガスを検知するロボット「瓦力(ウォーリー)」を導入した。ロボットは複雑に入り組んだ坑道を最高秒速1・5メートルで走行。リモート操作により2時間以上連続で稼働し、坑内環境の探査や音声・映像の収集を行う。

 鉱業用製品の安全基準に適合していることを示す安全マークも取得している。「瓦力」の活躍により、炭鉱の安全性と高い生産効率が一段と保障されるようになった。(c)Xinhua News/AFPBB News