【6月16日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は15日、欧州選手権(UEFA Euro 2020)の北マケドニア戦で相手選手を侮辱したとされるオーストリア代表のFWマルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)について、調査を開始したと明かした。

 オーストリアが3-1で勝利した13日の試合でチームの3点目を決めたアルナウトビッチは、怒りの表情を見せながらゴールを喜び、チームメートのダビド・アラバ(David Alaba)に制止された。

 報道によれば、アルナウトビッチが侮辱したのはイングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に所属するエズジャン・アリオスキ(Ezgjan Alioski)で、同選手がアルバニア系であることに触れていたという。

 アルナウトビッチは14日に謝罪したが、UEFA倫理・規律検査官が任命され、調査が行われることになった。UEFAは「この件に関する詳細は、追って公表する」としている。

 マケドニアサッカー連盟(FFM)はUEFAに対し、アルナウトビッチに「非常に厳しい罰金処分」を科すよう求めている。(c)AFP