【6月16日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2021)を制した19歳の笹生優花(Yuka Saso、フィリピン)が15日、憧れのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)と初めて顔を合わせ、一緒にコースを歩いた。

 全米女子オープンでメジャー初タイトルを手にした笹生は、男子メジャー4勝を挙げているマキロイのスイングを参考にしている。その笹生は、男子の全米オープン選手権(2021 US Open Championship)に向けた練習ラウンドで、マキロイに3ホール同行。そのときの緊張は全米女子オープンの畑岡奈紗(Nasa Hataoka)とのプレーオフを上回るものだったという。

 会うときは「どうやってあいさつするか分からないくらい」緊張したという笹生は、マキロイは「とても親切」だったと明かし、「これからもアドバイスを聞けたらいい」と続けた。

 マキロイに会えたら何を聞こうかは以前から考えていたにもかかわらず、「全部忘れてしまっていた」というが、「ロープの向こうへ入れてくれて、本当に最高だった」と喜び、「いろいろなことを話したけど、それは秘密にして、胸の中にしまっておきたい」と話した。

「良いスイングだったと言ってもらった。またいつか、スイングに関するコツを聞けたらと思う。今回はただ後に付いて3ホール歩いただけ。とても大事な大会だから、わずらわせたくなかった」

「いつかまた、彼に時間があるときにもっと話せたら、そのときには質問してみたい」 (c)AFP