【6月15日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)でこのほど、国家グリーンテクノロジー取引センターが発足した。専門家は、同センターの設立がグリーンテクノロジーの革新を刺激し、成果の普及と応用を促進することにつながると指摘した。

 同センターは5年以内に革新的なグリーンテクノロジーを千件以上生み出し、2千件以上を実用化して普及させ、1兆元(1元=約17円)のグリーン産業エコシステムを実現する計画を立てている。また、各分野の発展ニーズを軸に、産業構造とエネルギー構造の調整において外国の制約を受けている技術を対象に、グリーンテクノロジー革新を行う主体の育成と成果の実用化を加速させていく。

 また、5年以内に100の革新主導プロジェクト、100の産業集積地、300のモデル拠点を指導・創設し、300の革新基幹リーディングカンパニーの育成を後押しするとともに、2030年までに中国のグリーンテクノロジー革新システムのモデルを完成させることをめざすという。(c)Xinhua News/AFPBB News