【6月14日 CGTN Japanese】中国国家宇宙局(CNSA)は12日、中国初の火星探査について、火星探査機の軌道上の衛星の安全を確保するため、中国が米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)と火星探査機の軌道データの交換を行っていることを明らかにしました。

 それによりますと、中国の火星探査機「天問一号」による火星探査において、中国国家宇宙局とESA、フランス国立宇宙研究センター(CNES)、アルゼンチン宇宙活動委員会(CONAE)、オーストリア研究促進庁・航空宇宙局(FFG)の4つの宇宙航空機関と荷重搭載、観測・制御などに関する協力を行うと共に、フランス、オーストリア、ロシアなどの関連機関と火星探査データの応用協力について意思疎通を保っています。NASAやESAと火星探査機の軌道データ交換を行っていることも明らかにされました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News