【6月14日 AFP】米ニューヨーク市郊外で13日、第145回「ウエストミンスター・ケネル・クラブ・ドッグショー(Westminster Kennel Club Dog Show)」の決勝が行われ、3歳のペキニーズ「ワサビ(Wasabi)」が優勝した。

 例年2月に開催される同大会だが、新型コロナウイルス流行の影響で延期され、会場も恒例のマンハッタン(Manhattan)から今回初めて郊外の邸宅に変更して、無観客で行われた。

 ワサビの飼い主でハンドラーのデービッド・フィッツパトリック(David Fitzpatrick)氏は、ワサビには「カリスマ性とその動き、見る人を引き付ける力」があると称賛した。同氏は2012年にも同ドッグショーで最高賞を獲得している。

 同大会には毎年200種を超える純粋犬種の犬2000匹以上が出場し、体格や体形、毛並みなどが評価される。犬の動きだけでなく、表情で正しく警戒心や喜びを示しているかも品評される。(c)AFP