【6月13日 AFP】12日に行われたサッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)の試合中に突然倒れたデンマーク代表のMFクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)について、同国サッカー協会(DBU)は13日、容体は「安定」していると明かした。

 DBUはツイッター(Twitter)で「けさクリスティアン・エリクセンと話をした。本人もチームメートにあいさつをした。容体は安定しており、さらなる検査のため引き続き入院する」と発表した。

 イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属するエリクセンは、チーム初戦となったフィンランド戦の43分に突然倒れ、横たわったまま動かなくなった。医療スタッフからCPR(心肺蘇生法)を受け、約15分してピッチから運び出されたエリクセンは、その後病院に緊急搬送された。

 試合はエリクセンの無事が確認されるまで一時中断したが、安定した状態で意識があるという報告があった後、再開された。試合はフィンランドが1-0で勝利を収めた。

 13日に予定されていたDBUの記者会見は中止され、予定されていたチーム練習も延期になったと、デンマークの民放テレビTV2は伝えている。(c)AFP