【6月13日 AFP】英コーンウォール(Cornwall)で12日、先進7か国(G7)首脳会議(サミット)に参加した各国首脳に気候変動対策や生物多様性の保全を訴えようと、大規模なデモが行われた。

 気候変動の危機を訴える団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」の活動家ら約2000人が、太鼓をたたきながらプラカードを持ち、G7サミット開催地のカービスベイ(Carbis Bay)から車で約1時間のファルマス(Falmouth)でデモ行進した。ファルマスには、G7サミットを取材する世界各国の記者が集うメディアセンターがある。

 海沿いのリゾート地・カービスベイでは、警察の検問所や英国海軍(Royal Navy)艦艇の巡回などの厳重な警備により、各国の首脳は抗議デモ参加者を目にすることは基本的になかった。(c)AFP/Joe JACKSON