【6月13日 AFP】(更新)13日開幕のサッカーコパ・アメリカ(2021 Copa America)に出場するベネズエラ代表の選手、スタッフら計12人が新型コロナウイルスの検査で陽性となったことが分かった。関係者が12日、明かした。

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 ベネズエラは13日の大会初日に開催国ブラジルと対戦する予定となっている。試合が行われる首都ブラジリアの保健当局は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)から11日夜までに陽性結果の通知があったと明かしている。

 当局は「全員無症状でホテルの個室で隔離している」と発表したが、陽性だった選手の人数については言及しなかった。

 CONMEBOLは11日、新型コロナ陽性もしくは濃厚接触者となった選手が離脱する場合のメンバー変更は無制限で認めると発表しており、今大会で試合が中止になる可能性は低い。

 だが、パンデミック(世界的な大流行)下での強行開催をめぐって激しい批判を受け、スポンサーも撤退している主催者側にとっては、新たな頭痛の種となっている。(c)AFP