【6月15日 People’s Daily】中国雲南省(Yunnan)漾濞イ族自治県(Yangbi Yi Autonomous County)でマグニチュード6.4、青海省(Qinghai)瑪多県(Maduo)でマグニチュード7.4の地震が発生した。地震発生後、中国共産党中央委員会の要求を実行し、国務院地震救援指揮部は迅速に配置につき、各メンバー機関は職責に応じて直ちに行動し、合計10の作業チームを深刻な災害を受けた地域に深く送り込み、応急管理部はその夜すぐに2つの作業チームを雲南、青海震域に派遣した。西南の山岳地帯も雪域の高原も、地震救援のための力が迅速に集結した。 

 作業チームと地元政府は全面的に被災者を捜索し、救助活動を行い、各村、各世帯、各人を確保した。負傷者の治療、負傷による死亡の防止に最大限取り組んだ。適時・適切に被災者を避難・移転・避難所へ保護し、被災者の基本的な生活、疫病の予防・コントロール、医療ニーズの保障を行った。これらは中国共産党の人民本位、生命至上の価値理念を強調するものだった。このような努力により、青海瑪多の被災地の学校はすでに授業が再開され、184の「テント教室」から朗々と本を読む声が響き渡ってくる。茶馬古道だった漾濞県では、被災者の衣食が確保され、安全な仮設住宅があり、きれいな飲み水もある。

 災難の前に、人民の生命安全を第一に置くことは、中国共産党の今までの確固とした約束だ。汶川(Wenchuan)地震が発生した時の救援隊兵士が赤ちゃんを救出した1枚の写真は中国全土を感動させた。赤ちゃんの澄んだ目、新しい命を救出した兵士の喜びの笑顔は、今でも人の心に響く力を持っている。

 蘆山(Lushan)から魯甸(Ludian)まで、九寨溝(Jiuzhaigou)から長寧(Changning)まで、地震災害が発生するたびに、救援隊はいつも遅滞なく被災地に駆けつけ、「早く私と共に人を救おう!」と呼びかける。党員幹部はいつも先頭に立ち、「大災害の前で、共産党員であれば、先頭に立つ」というそうそうたる誓いを実行に移す。

 災難に直面して、中国共産党と政府はいつも人民の生命安全を最上位に位置づけ、いちるの希望がある限り全力を尽くす。新型コロナウイルス感染拡大防止策実施期間中、108歳の高齢者から生後わずか30時間の赤ちゃんまで、1人の患者もあきらめず、希望を捨てない。

 昨年の南部地方の増水の際には、民の生命安全を第一に置くことを確実なものとするため、洪水防止・対応に携わる責任が中央から地方まで各幹部に託された。これは、中国共産党が人民の団結により革命、建設、改革に導くことの根本的な目的が、人民の良い生活のためだということを証明した。どんな困難やプレッシャーに直面しても、どんなに犠牲と代償を払っても、これは始終変わらず、揺らぐことはない。(c)People’s Daily/AFPBB News