【6月10日 CGTN Japanese】中国有人宇宙事業弁公室によりますと、北京時間9日、有人宇宙船「神舟12号(Shenzhou-12)」と「長征2号F遥12」の複合体が打ち上げエリアに運ばれたとのことです。

 現在、発射場の施設や設備の状態は良好で、今後は発射前の各種機能検査、共同テストなどが計画通りに行われます。

「神舟12号」で宇宙ステーションのコアモジュール「天和(Tianhe)」に送り込まれる宇宙飛行士3人の滞在期間は3カ月が予定されています。

 これに先立ち、中国有人宇宙プロジェクトの楊利偉(Yang Liwei)副総設計士はメディアの取材に応じた際、「『神舟12号』は6月に3人の宇宙飛行士を宇宙に送り込む計画で、この3人は宇宙ステーションのコアモジュールの最初の『入居者』になる。3人の宇宙飛行士は3カ月間軌道上に滞在し、船外メンテナンス、設備交換、負荷の科学的応用など一連の作業を行う」と明らかにしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News