【6月10日 Xinhua News】中国工業・情報化部(工信部)消費品工業司の毛俊峰(Mao Junfeng)副司長はこのほど、中国の新型コロナウイルスワクチンメーカーは下半期(7~12月)も的確な調整を続け、しっかりとした生産体制を確保していくと述べた。各社は現在、24時間体制でフル稼働で生産しており、ワクチンの生産量は大幅に増えている。

 同氏は「現在、中国のメーカー3社が8カ国と共同生産しているほか、10カ国と共同生産について協議中。今後も中国のワクチンメーカーに対し、より多くの発展途上国向け技術供与を働き掛け、企業の国際的な生産提携をサポートする」と述べた。

 また「今後、われわれは企業が世界保健機関(WHO)に対しさらに多くの生産ラインと剤形の認証を申請することを支援するとともに、必要とする国・地域向けの輸出をさらに拡大し、できるだけ多くのワクチンを対外提供する」とした。(c)Xinhua News/AFPBB News