【6月10日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)政権は近く、米ファイザー(Pfizer)と独ビオンテック(BioNTech)が共同開発した新型コロナウイルスワクチン5億回分を購入し他国に提供する計画を発表する。米メディア各社が9日、関係者の話として報じた。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)と米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、バイデン氏は英国で今週開幕する先進7か国(G7)首脳会議(サミット)で計画を正式発表する。2億回分を今年中に、残りの3億回分は来年供給する。

 ワクチンの初期製造分は大部分が富裕国により買い占められており、米国は世界的なワクチン不足への対処を求められていた。米国では全人口の半数以上がワクチン接種を完了し、感染ペースは急低下している。

 バイデン氏は9日、G7サミットに出席するため英国へ向かう大統領専用機「エアフォース・ワン(Air Force One)」に乗り込む前、世界的なワクチン戦略があるかとの質問に対し、「戦略はあり、発表するつもりだ」と述べていた。(c)AFP