【6月9日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会の統計データによると、今月7日までに31の省(自治区、直轄市)から、新型コロナワクチン7億9413万4000回の接種が報告されました。ワクチンの緊急使用年齢は3歳以上に拡大しています。

 これまでワクチンの接種対象は18歳以上に限られており、最年長の接種者は100歳を超えています。

 低年齢層の対象者におけるワクチン接種の安全性について、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック、Sinovac Biotech)の尹衛東(Yin Weidong)董事長は「未成年者の臨床研究は年初からすでに始まっており、現在は第1相と第2相臨床試験が完了している。数百人の臨床研究データによると、小児グループ(3歳から17歳)はワクチン接種の安全性が良好で、18歳の成人グループと同じ安全性が確認された。ワクチンの使用をより低い年齢のグループにいつ拡大するかは、国家衛生健康委員会が専門家を招き、感染状況の需要に従って順次推進するだろう」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News