【6月8日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)で北上を続けている野生のアジアゾウ15頭の群れは7日午後4時50分(日本時間同5時50分)現在、同省昆明市(Kunming)晋寧区夕陽イ族郷でとどまると、狭い範囲を歩き回り、移動を一時休止している。安全警備活動を担当する同省の対策本部が明らかにした。

 地上で監視・追跡を行っている職員の報告によると、6日に群れから外れた雄のゾウ1頭は北東方向、直線距離にして約4キロの地点にいて、人間もゾウも無事という。同郷では雷雨が続いており、現場で作業に当たる対策本部は2カ所同時に監視と警戒を実施しているため、監視・追跡活動は困難を増している。(c)Xinhua News/AFPBB News