【6月8日 AFP】ペルー大統領選の決選投票は7日、開票作業が続けられ、急進左派ペドロ・カスティジョ(Pedro Castillo)氏が右派ポピュリストのケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏を逆転し、僅差で優位に立った。これを受けてフジモリ氏は、決選投票に「不正行為の兆候」があると主張した。

 長年にわたって政治的混乱が続くペルーの大統領選は、6日に決選投票が行われた。開票序盤ではフジモリ氏がリードしていたが、教員組合出身のカスティジョ氏の基盤である農村部での開票が始まると、カスティジョ氏が優勢に転じた。(c)AFP