【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は7日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第24シードのコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は6-3、6-1で第25シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)を下し、直近15年では最年少で四大大会(グランドスラム)8強入りを果たした。

 17歳86日のガウフは、2006年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で17歳44日で8強入りしたニコル・バイディソバ(Nicole Vaidisova)の後では最も若いグランドスラム準々決勝進出者となった。

 ジャバーを53分で退け、今大会ではまだ1セットも落としていないガウフは、「グランドスラムで初めて準々決勝にたどり着くことができとてもうれしい。きょうは本当にいいプレーができた」と喜んだ。

 また、イタリア・パルマ(Parma)で開催された前哨戦のエミリアロマーニャ・オープン(Emilia-Romagna Open 2021)で優勝して全仏を迎えている中で、「パルマで試合の締めくくり方と、プレッシャーの対処の仕方を学んだ」と付け加えた。

 この日、東京五輪の米国代表にも内定したガウフは次戦、チェコのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova)と4強入りを懸けて戦う。(c)AFP