【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は7日、女子シングルス4回戦が行われ、連覇を目指す大会第8シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-3、6-4でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で11戦連続のストレート勝ちを収めたシフィオンテクは次戦、4強入りを懸けて第17シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)と対戦する。

 サッカリは同日、前回大会準優勝で第4シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)に6-1、6-3で勝利。これにより、勝ち残っている中で最上位シードはシフィオンテクとなった。

 20歳のシフィオンテクは、2005年から2007年にかけて大会3連覇を達成したジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)以来の連覇に挑む。先月イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)で優勝しているシフィオンテクは、公式戦の連勝も10に伸ばした。

 敗れた世界ランキング81位の18歳コスチュークは、四大大会(グランドスラム)では自身初の16強の舞台だった。(c)AFP