【6月7日 Xinhua News】中国上海市は、6月12~14日の端午節(旧暦5月5日)連休に合わせ実施する「デジタル人民元5・5セール」に向けたデジタル人民元配布活動の申し込みを5日、開始した。抽選で35万人に配布する。

 申し込みは5日午前0時から7日午前0時まで受け付ける。携帯電話の位置情報が上海にあり、その他の条件に合致すれば誰でも申し込める。抽選結果は11日に発表される。

 同市商務委員会の劉敏(りゅう・びん)副主任によると、デジタル人民元決済は、南京路や淮海中路-新天地、豫園、小陸家嘴(りくかし、陸家嘴金融貿易区)、徐家匯(じょかかい)、北外灘(ベイワイタン)などの繁華街と、ビジネスエリアの虹橋国際開放ハブ(拠点)の中核商業地域で先行実施されている。中でも南京路は、5月1日にデジタル人民元重点試験エリアとして整備を開始して以降、主要店舗での決済環境を実現している。(c)Xinhua News/AFPBB News