セレーナが全仏4回戦へ ライバル脱落で歴史的快挙に視界良好
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【6月5日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第7シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-4、6-4で同胞のダニエル・コリンズ(Danielle Collins)を下し、四大大会(グランドスラム)で歴代1位に並ぶ通算24回目の優勝に向けて2018年大会以来となる大会2週目の切符を手に入れた。
マーガレット・コート(Margaret Court)氏に並ぶグランドスラム最多勝まであと一つと迫っている39歳のセレーナは、この試合で5本のサービスエースと22本のウイナーをさく裂させ、第2セットは1-4の劣勢から逆転して油断ならない同胞対決を勝ち抜き、「きょうはとても厳しかったけれど、プレーは好調だったし集中力も保てた。すごくうれしい」と喜んだ。
ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で通算3度のタイトル獲得を誇るセレーナは次戦、第21シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)を迎え撃つことになった。さらに準々決勝に勝ち進めば、往年のライバルである第15シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と激突する可能性がある。
前日に第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が股関節の故障で2回戦を途中棄権していた中、この日は第3シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)がまさかの敗退を喫し、セレーナはドローのボトムハーフでは、ここまで生き残っている最上位のシード選手となった。
今大会は大坂なおみ(Naomi Osaka)が電撃棄権したほか、シモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は負傷で開幕前に出場を辞退。ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)とアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)らも早期敗退を喫している。
こうして優勝候補がこぞって大会から姿を消したことにより、セレーナは直近のグランドスラム制覇となっている2017年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)以降、メジャー大会の決勝で黒星をつけられた選手は誰もいなくなった。
一方、世界4位の強豪でグランドスラムではこれまで準々決勝に到達したことがないサバレンカは、第31シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に4-6、6-2、0-6で敗れ去った。
同選手と4回戦で対戦することになった元世界ランク1位のアザレンカは6-2、6-2で第23シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に快勝し、全仏では4強入りした2013年大会以来の4回戦進出を決めた。
アザレンカは昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)準決勝、セレーナとの通算23回目の直接対決で番狂わせを演じている。(c)AFP/Jed Court
