【6月6日 CGTN Japanese】中国北西部の陝西省(Shaanxi)にある秦嶺ジャイアントパンダ研究センターの新しいサイエンスパークが5月28日に試験運用を開始し、世界で唯一飼育されている茶色のジャイアントパンダ「チーザイ」が一般公開されています。

 秦嶺山脈の北麓に位置する秦嶺ジャイアントパンダ研究センターは、中国南西部の四川省(Sichuan)臥龍(Wolong)と成都を除くと、中国で3番目に大きいパンダ繁殖研究センターです。現在、ここには32頭の人工飼育パンダがいます。

 研究センターの管理者によりますと、茶色のパンダのチーザイは今年の繁殖計画の参加者としてリストに入っているということです。パンダの飼育係は、栄養を増やすため、初夏には珍しい新鮮なタケノコを与え始めました。

 パンダの専門家によりますと、茶色のパンダは遺伝子変異または隔世遺伝の可能性があり、このテーマについてはさらなる研究が必要だとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News