【6月4日 AFP】チャドの首都ヌジャメナからフランス・パリに向け飛行中だった仏航空大手エールフランス（Air France）の旅客機が3日、機内に爆弾があるとの脅迫を受けた。仏軍はラファール（Rafale）戦闘機を緊急発進（スクランブル）させ、旅客機をシャルル・ドゴール（Charles de Gaulle）空港に誘導した。

　ジェラルド・ダルマナン（Gerald Darmanin）内相はツイッター（Twitter）で、空港着陸後の捜索で不審物は見つからなかったと発表した。

　空軍の報道官はAFPに対し、航空機のパイロットが飛行中、無線で脅迫を受け、管制塔に通報したと説明。「この種の脅迫行為は珍しく、捜査が行われる」と述べた。乗客は空港着陸後、全員が無事に飛行機を降りた。(c)AFP