【6月4日 AFP】パキスタン南西部で3日、手りゅう弾をおもちゃと間違えた子ども3人が死亡、2人が負傷した。警察が明らかにした。

 警察幹部がAFPに明らかにしたところによると、死傷した子どもたちの年齢は10~14歳。クエッタ(Quetta)にある墓地で手りゅう弾を見つけ、遊んでいる最中に爆発した。負傷した2人は深刻な容体という。

 パキスタンではこれまで、北西部を中心に数十人の子どもが手りゅう弾で遊んでいて亡くなった。手りゅう弾の多くは、1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻後、同国から持ち込まれた。(c)AFP