【6月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は369万3717人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7158万4840人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 2日には世界全体で新たに1万2042人の死亡と48万2800人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの2887人。次いでブラジル(2507人)、米国(597人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに59万5833人が死亡、3330万7423人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は46万7706人、感染者数は1672万81人。以降はインド(死者33万7989人、感染者2844万1986人)、メキシコ(死者22万8146人、感染者242万3928人)、ペルー(死者18万4942人、感染者196万5432人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの561人。次いでハンガリー(308人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(284人)、チェコ(281人)、北マケドニア(261人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が116万6579人(感染3340万2197人)、欧州が113万8550人(感染5306万4671人)、米国・カナダが62万1435人(感染3469万1951人)、アジアが49万1053人(感染3684万4170人)、中東が14万3737人(感染866万4352人)、アフリカが13万1261人(感染486万8568人)、オセアニアが1102人(感染4万8932人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP