【6月5日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)で太陽光エネルギー技術を研究する甘粛自然能源研究所(蘭州市)は今年、通信大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)と太陽光発電のスマート維持管理とエネルギー貯蔵システムを共同で開発する。双方が建設するスマート化モデル発電所は、従来の太陽光発電所に比べ、今後10年の平均発電量を5%引き上げるという。

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 双方は1500万元(1元=約17円)を出資し、メガワット級太陽光発電システムのスマート化制御や維持管理、エネルギー貯蔵など応用技術の集積研究を実施する。1メガワットのスマート化太陽光発電所モデルプロジェクトも完成させる。

 データによると、甘粛省では、風力発電や太陽光発電に代表される新エネルギー発電の設備容量が2020年末時点で同省発電設備容量の41・9%を占め、新エネルギー利用率は95・0%を超えた。多くの業界関係者は、同省のエネルギー供給構造が、30年までの二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトと60年までのカーボンニュートラル(炭素中立)達成に向けて新たな調整段階に入るとしており、新エネルギー発電が従来型発電ユニットに取って代わり、分散型エネルギーやエネルギー貯蔵などの相互接続型設備が広く電力系統に接続されるとの見方を示す。

 国家能源(エネルギー)局のデータによると、同省の太陽光発電の設備容量は21年第1四半期(1~3月)に12万キロワット増加し、977万キロワットとなった。同研究所の周剣平(Zhou Jianping)所長は「国内の重要な新エネルギー拠点として、甘粛省の既存の新エネルギー資源や産業規模に基づき新エネルギー発電所の運営効率を向上させることは、間違いなく大きな収益をもたらす」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News