【6月3日 CGTN Japanese】世界最大の事前学習モデル「悟道2.0」が1日に北京で発表されました。開発元の北京智源人工知能研究院が、世界トップの人工知能(AI)専門家200人以上が集まった「2021北京智源大会」開幕式で発表したものです。パラメータ数は1兆7500億に達し、グーグル社の事前学習モデルが樹立した1兆6000億の記録を破り、現在世界最大の1兆級モデルになったとのことです。

 北京智源大会は智源研究院が主催する国際的AIハイエンド学術交流会議で、「AI専門家のトップレベルの盛会」と位置づけられており、2019年に第1回大会が開催され、今年で3回目となります。世界各地から3万人以上のAI分野の専門家がオンラインとオフラインの方式で参加しています。

 大規模モデルはAIの発展にとって重大な意義があり、将来的には大規模モデルに基づいて変革的なAI産業インフラを形成します。今回の大会で発表された「悟道2.0」モデルは中国初の超大規模スマートモデルで、事前学習モデルの構造、微調整アルゴリズムなどの面で原始的な理論の革新を実現し、世界が公認するAI能力ランキングでは9項目でトップの地位を獲得したとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News